ExcelVBAのコーディングに当たっては、実際のプログラミングを始める前にいくつか事前設定を行うことが望ましい。特にVBE(Visual Basic Editor)の設定をプログラミングに最適化することで、グンと効率をアップすることができます。
まずコーディング環境設定において、重要なポイントを列挙してみましょう。
1.プログラミング用の等幅フォントを使用する
これは別記事で紹介しているので、そちらをご一読ください。
等幅フォントのインストールについて
2.ダークモードないしダークモードに近い環境でコーディングする
VBEの初期設定は、白地に黒の文字で書かれており、プログラマー御用達の黒地に白文字のいわゆるダークモードになっていません。ダークモードはプログラマーにありがちな厨二的趣味かというとそうでもなく、長時間コーディングをしている場合、光量の多い白背景の画面より、光量が少ない黒背景の画面のほうが、目に優しいと言われています。が、コレには異論もあります。
なぜダークモード?まつわる誤解を解いておく
あくまでも個人的な感覚ですが、科学的な何かというより、感覚的にダークモードにして、下記の環境設定の最適化を施したほうが、コードが非常に見やすくなる気はします。
3.キーワードや識別子をシンタックスハイライト設定する
VBAのコーディング上、予約されているキーワードなどを色付けすることで、コードの可読性を向上させることが可能です。デフォルトのままでも色付けはされているのですが、個人的にはダークモードに最適化された、下記で紹介する設定が好みです。
ということで、上記を踏まえたうえでVBEの設定に参考になるサイトがありますので、是非一読して、ご自身のVBE設定も見直してみてください。
【エクセルVBA】VBEの背景色や文字色を変更して画面を見やすくしよう(いつも隣にITのお仕事)
ちなみに上記サイトではフォントがMeiryo UIフォントが推奨されていますが、個人的には上述の1.の通り、等幅フォント、特に白源がおすすめです。
以上、現場からでした。